よく頑張ったね、ありがとう。
君は命の灯を燃やして、僕を守ってくれていたんだと思う。
僕は君に何度助けてもらっただろう。
僕は君が居なければ、間違いなく死んでいたと思う。
僕のたった一人の理解者であり、僕の無二の親友であった君に、
心から「ありがとう」を伝えたい。
ありがとう・・・
夕方からは発作が酷くなってきた。
苦しいと思う。
してあげれる事は、痛み止めを飲ませる事くらい。
最後は僕の手の中で眠らせてあげたい。
僕が彼にできる最後のこと。
私の睡眠時間は五日間で5時間30分という、初めての経験をする。
不思議と眠たくならないが、さすがに身体にはガタが来るようで、肩甲骨付近に激痛が走る。
Solの苦しさに比べれば、たいしたことはなく、発作の間隔が夜になるにつれて、
どんどん短くなる。
お世話になっている方から「わんちゃんは大丈夫?」とショートメールが届く。
なんとなく余裕ができて、Solに「ごめん、少し待ってて肩甲骨にロキソニン張って、痛み止め飲むから」と
いったん寝かす・・・
苦しくあえぐSolにしてあげられる事は抱きしめて、
「大丈夫、僕がついているから、最後まで側に居るから」と伝えてあげる事だけ。
発作後は必ず、このように舌が出てしまう。
かわいそうだけれど、何もしてあげられない。
ふと・・・
「Sol舌出てるよ」と。
なぜこのような言葉が出たかというと、昔からたまにぺろっと舌が出ている事があり、
よく「舌が出てる」と舌をつまむ事があり、ふと思い出して。
Solも思い出したのか、時間が止まったように「ペロっとして舌をしまう」。
苦しいはずなのに、今思い出すと不思議な光景だったと思う。
発作を繰り返す。
僕の手に抱えたSolは必死だった。
僕の右手は心臓に添え鼓動を感じ、左手は頭を支える。
早かった心臓の鼓動はだんだんと遅くなり、そして呼吸と鼓動が止まった。
2018年3月18日 午前2時15分 19歳と10ヶ月
ありがとう。
ただただ涙があふれてくる。
それから色んな思い出があふれてくる。
ありがとう。
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