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老犬介護日記 いつも頭隠してなんとやら

老犬の介護は大変です。

犬の認知は人間と似ていると言われています。
医学が進歩し、犬の寿命も延びている今、それ相応の覚悟が必要であると思います。

昔のように、雨が降ろうが嵐が来ようが、雨漏りするような犬小屋で飼育し、
人間の残飯を食べさせ、足りないときには王道「ビタワン」を与える。
※ビタワンが悪いという意味ではなく、当時はビタワンが主流でした。

そんな時代ではなくなってきました。

高齢になればなるほど、下の世話が大変になります。

私はどれだけ、自分の犬のウンチを足で踏んでしまったり、
失敗しそうになったオシッコやウンチを手で受けたりしたことか。

深夜まで仕事をして帰宅してから、数時間かけて掃除だけではなく、
犬をお風呂に入れ、気がついたら睡眠時間はほとんどないなんて、ザラでした。

ぐでんぐでんに酔っ払って帰ってきて、
側で「ごめんね、明日早起きするから」と謝って寝ても、
臭くて目が覚めて結局、掃除と入浴。

そんな世話が待っていることを想像して、ご自宅に迎えて頂けると嬉しいなと思います。

なかなか楽しんで介護はできませんが、同じ時を愛情を持って過ごせば、
幼犬の時と同じように、お爺ちゃんお婆ちゃんになっても、
変わらぬ可愛い彼らが、そこにいます。

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